海外夜逃げ生活６１日目
こんばんは、クラムボンです。
考えてみると、
二ヶ月前の今日、日本にいました。
海外夜逃げ生活を始める前です。
仲の良い友達の運転する車で
空港まで送ってもらいました。
そう考えると、明日で６２日目です。
あっと言う間でした。
そして今、外国の湖のほとりで暮らしています。
湖のお家は２日前から住みはじめました。
早速、食べ物を物色しています。
今のところは近所のレストランの
残り物を貰えるようになっています。
それだけでは不安なので、
さらに食べ物を安定確保できる場所を
探しています。
それで昨日は小雨の降る中、
湖に行ってみました。
湖に行けば大量の魚が打ち上げられていて
ゴミ袋にも収まりきらないくらい
獲れるかもしれないと思ったからです。
大通りから湖に向かって歩きます。
お土産ショップが立ち並ぶ、
良く整備された石畳を歩きます。
湖が見えてきました。
そして観光用の遊覧船らしきものが
ユラユラと揺れていました。
私は食物への衝動を抑えるように、
他人にバレないようにゆっくりと
石畳を歩きます。
スーパーのビニール袋がポケットに
入っている事を確認する。
「よし！」
湖がどんどん近くなってくる。
しかし、どうも水の色が汚い。
カフェオレ色をした湖。
しかし、外国では良くあることだと
自分に言い聞かせガンジズ川よりかは
マシだと思いました。
ガンジズ川は聖なる川なのに、
汚物を垂れ流しにしたり、死体を
そのまま流したりするそうです。
シャワーや皿洗いもするそうです。
それよりかは目の前の湖は
美しいと言い聞かせました。
湖と言えど、月の引力を感じています。
波が立っていて、
浜辺にいろんなものを運んできます。
そこで私は一生懸命に
大量の魚の死骸を探しました。
しかし見つかりません。
遊覧船の桟橋に登ると、
浜辺を広く見渡せました。
きっとシーズンには美女達が
キャッキャと騒いでいるのでしょう。
そんな光景が創造上の世界に広がりました。
ふと、足元を見ると、、、
黒い塊がウヨウヨいました。
「ん？何だろう？」
私は桟橋をおりました。
よくみると貝の塊でした。
湖なので淡水です。
どんな貝の種類かはわかりません。
しかし、ムール貝のような貝で、
群生していました。
そこで私はスーパーのビニール袋に
詰められるだけ詰めました。
袋に詰めていると、、、
なんとナマズが私の足元に流れてきました。
これは神のお恵みに違いないと思いました。
私は高校生の頃、熱帯魚を趣味にしていました。
その時に育てていた高級ナマズです。
日本で買えば５万円くらいするナマズです。
私は食べようと思いました。
家に持ち帰ると、
作りました。
醤油と塩だけで味をつけました。
味は想像以上に美味しかったです。
高校生の時に飼っていた
ナマズの「とらちゃん」は淡白な味でした。
白身で味も鯛にそっくりでした。
５万円の煮物です。
貝はしじみに似ていると思いました
２ヶ月以上ぶりの魚介類です。
とっても美味しかったです。
あとでネットで調べてみると、
石貝という種類のようです。
そして、昨日はビーチを掘る事は
しませんでした。
しかし、足元に大量のしじみの殻が
ありましたので、たぶん獲れるはずです。
海外夜逃げ生活６１日目、
もう生きていける自信が付きました。
もし、あなたも今悩んでいるなら、
同じように可能性を見て生きていく
選択もできます。
どんな時でも生きていける
チャンスはあるのです。
一緒に頑張りましょう！
それでは、また明日も
新しい発見をシェアできればと思います。
ありがとうございました。
